英語のハノン(中級)
比較の比較級です。2つの人やモノを比較して、「より~だ」とその性質や状態に差があることを述べます。
~には形容詞か副詞が来ます。
原級と同じくこれは複文であり、接続詞(than)で2つの文を接続しているということです。学生時代まったくそんなことは意識したことがなく、~er than , more 形容詞[副詞] thanと形だけを覚えていました。
うろ覚えだったので確認しました。長さ?によってどちらかを使い分けるんでしたね。
正確には音節数によって変えるのが原則のようです。(例外やどちらでも良い場合もあります)
- 形容詞+er than: 短い(2音節以下)
- more + 形容詞 than: 長い(3音節以上)
1. be動詞の場合
2つの文
- He is tall. 彼は背が高い
- I am tall. 私は背が高い
共通する形容詞:tallの後ろに"er"を付けてtallerとします。
最後に接続詞のthan を付けて2つの文を繋ぎます。
He is taller than I am tall.
2つめのthanは接続詞なので後ろにS + Vが続きます。
tallは1つめの文と重複しているので削除します。
He is taller than I am.
He is taller than me.
確かに良く見るというか聴く形ですね。
2. 一般動詞の場合
- Sofia runs fast. ソフィアは早く走る
- Her mother runs fast. 彼女の母は早く走る
be動詞と異なり、一般動詞では共通になるのは副詞: fastです。
共通する副詞:fastの後ろに"er"を付けてfasterとします。
最後に接続詞のthanを付けて2つの文を繋ぎます。
Sofia runs faster than her mother runs fast.
fastは1つめの文と重複しているので削除します。
また動詞runsも1つめの動詞と重複しているので、繰り返しを避けるために(*)runsからdoesに変わっています。
Sofia runs faster than her mother runs fast.
↓
Sofia runs faster than her mother (dose) fast.
(*)時制や主語に合わせてdo, does, didから選択します。また省略が可能です。
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