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2022年12月6日火曜日

同一の人やものの2つ性質・程度を比較する

英語のハノン(中級)

1. 副詞あるいは形容詞

more A than B

2人の異なる人や2つの異なるものではなく、同一の人やものの2つの性質や程度を比較するそうです。

2音節以下の比較級だと"er"にするものでも、そのままmoreに続けて置けます。

例:more tall, more good, more bad

She is more shy than gloomy. 彼女は根暗というより引っ込み思案だ。

shy(ʃάɪ)は1音節ですが, shierではなくshyのままです。

 

2.  名詞

more A than B

AとBが名詞の場合は様々に言い換えが可能になります。

例文
He's more a teacher than a scholar. 彼は学者というより教師だ。

このmoreは副詞ですが、a teacherを修飾しているわけではないので、移動が可能です。

He's a teacher more than a scholar.

<more A than B>は<more of A than B>ともできます。

He's more of a teacher than a scholar.

<of + 名詞> ofが~の性質・特徴を持っているという意味で、of + 名詞で形容詞句を成します。

more はこの形容詞句を修飾するので他の場所に移動できません。


3.否定形

以前に出てきた<not so much B as A>という表現も使えます。ただし肯定形におけるAとBは反転します。

He's a teacher more than a scholar. 肯定形

He's not so much a scholar as a teacher. 否定形

 

4. バリエーション

more A than Bは自身を含めて5つのバリエーションがあることになります。
  1. more A than B
  2. A more than B
  3. more of A than B
  4. not so much B as A
  5. not B so much as A

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