句動詞、群動詞、イディオム、英熟語の違いについて
ニュースで学ぶ現代英語
ゼレンスキー大統領 国会で演説
上記で出てきた表現です。
He's called on Japan to introduce a trade embargo on all Russian goods.
彼(ゼレンスキー大統領)は、日本がロシアとの全ての貿易を禁止するよう求めました。
ぱっと見、第五文型(SVOC)でCがto doになるパターンかなと思ったのですが、動詞部分がcall onになっています。
call on A to Bは「Aに対しBするように要請する、求める」という表現だそうです。
そういえば、句動詞?群動詞?とかあったなと思い出しました。ググっているうちにイディオムとか英熟語とか言い方もあって混乱してきました。
以下のサイトにすっきりまとまっています。
英熟語/句動詞とは?イディオムとの違いや覚え方〜コツは前置詞・副詞のイメージです〜
上記の図の通りですね。
複数の単語で構成されるものを英熟語という(総称みたいなもの)
その中に句動詞(群動詞)とイディオムがある。
句動詞または群動詞は以下の組み合わせで1つの動詞のように扱われるもの
- 動詞 + 副詞
- 動詞 + 前置詞
- 動詞 + 副詞 + 前置詞
イディオムは、複数の単語から構成され、文面からはその意味の推測が難しい慣用句として使われる表現です。
複数の単語から構成されるという点では句動詞と同じですが、大きく異なる点はイディオムは動詞以外の場合も多く、イディオム単体で一つの文章ができることもあります。また、文面からは意味の推測が難しいので、日本語でいうところの慣用句や古事成語のような表現です。
call on(文中で現在完了形)で動詞、Oに対してCすることを求めた。
という構造ですね。
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